organic-jazz
 
JAZZとは行動。何を弾くかより、どう弾くか。食べる人と書いて食人と読むyuyaの日記。
 



おすすめ盤。

alabama crossover.

alabama crossover.
(アラバマクロスオーバー)

先日のjazzdayの際に遊びに来てくれました、
してきゃした様からの借り物…

「野良」というアルバム…

これが、

最高。

ジャム系のjazzってこれからブームになりそうな予感はしていた。
このアルバムはお洒落でとてもメロディアスな感じだ。
久しぶりの感動でした。

実は最近、新譜は聴いてない。
新譜でなくてもレンタル店の会員カードの有効期限が切れそうで、
更新するのが面倒で…笑
いつも同じ音楽を聴いていたところにKOパンチが飛んできた。
そのためか、今日は朝からご機嫌だったのだ。
良い音楽で朝からご機嫌になるなんて久しぶりのことだ。
クロスオーバーという古風な表現もお洒落だ。

「jazzは背広にネクタイ。」
「jazzはウヰスキー」

みたいな感覚も確かにカッコイイが、
ジャム系のバンドのようにカジュアルな感じのスタイルもいい。
こんな感じのシンプルでお洒落な音楽をやりたいと思っていたし。
「jazzスタンダードやってます」的な発想も確かにいいが、
自分自身、自己の演奏にもっとオリジナリティーが必要かと思う。
音楽で重要なメロディ・リズム・ハーモニーのほかにも、
「オリジナリティー」も大切なんだと思う。
このバンドの「カラー」が良く見えて好きだなぁ…



4月19日(水)00:00 | トラックバック(0) | コメント(8) | おすすめ盤。 | 管理

jennifer brown.


jennifer brown.

"IN MY GARDEN"

バックから出てきた一枚。
最高ですな、
この声、曲調が。

R&Bなのだがヒップな感じではない。
非常におとなしいデリケートな感じか。
車で聴くには丁度良い。
女性の歌姫は沢山いる。
みんな似ている部分もあれば、個性的な人もいる。
大衆的な意味で聴きやすいのか…
しかし、女性の歌モノって好きだ。
昔はこんな感じの音楽もやりたかった。
マライアだってホイットニーだって生で弾けばカッコイイと思うし…
チャカ・カーンとかソウル系を演奏するバンドはあっても、
R&B、しかもスタジオ系の音楽を演奏するバンドは見たことがない。
歌のバックに徹する面白さってのもアリだと思うし。
ギターなんか聞こえなくてもいいと思うし…笑
今日、車中で聴いたイーグルスもそうだ。
美しい歌とメロディーにはギターをどう弾いたってかなわない。
声を発する瞬間に空気がピタっと止まるような歌…
声になってないような声とか、
綺麗なハモりとか、
音楽の楽しみ方っていうか、聴き方・感じ方ってのは無限だと思う。



4月8日(土)23:48 | トラックバック(0) | コメント(2) | おすすめ盤。 | 管理

kenny burrell.

『ON VIEW AT THE FIVE SPOT CAFE』
kenny burrell with art brakey.

若き日のケニー・バレル。
最近はこのアルバムばかり聴いている。
普通は繰り返し聴くと飽きてくるのだが…

以前から所有していたのだが、
最近これだけハマったのは何故か…
僕が今まで聴いてきたライブアルバムの中でベスト5に入ってしまった。
ちょっと歪んだ感じのギターの音。
この年代の特徴なのかな、
小さなアンプをフルアップしたような音。
1曲目からマイナーのblues…
「birks works」っていうディジー・ガレスピー(tp)の曲。
1曲目に入る前にバレル本人が曲を紹介する。
そしてピアノののイントロが入る。
臨場感タップリで実際にクラブにいるみたいだ。
けだるい感じ…
だけど鋭いドラムにサックス…
全ての曲がいい。

以前にとあるjazzの演奏者の人と話したときのこと…
bluesについて話して演奏のときに、
「マイナーの曲??メジャー曲のほうがいいな~」と言われて、
何故なのか聞くと、
「マイナー曲はごまかしが効かないからなぁ…」と。

納得。
これ聴いて納得。






3月29日(水)00:49 | トラックバック(0) | コメント(0) | おすすめ盤。 | 管理

EXIT.

Pat Martino (パット・マルティーノ)


EXIT…
このアルバムは名盤らしい。
若き日の彼が弾いているアルバム。
この人のフレーズは機械的で嫌いという人もいるかもしれない。

不思議とこの人のアルバムは前期と後期に分かれる気がする。
何故か??
脳腫瘍を患い手術の結果、記憶喪失に…
自分がギター弾きだということも忘れたという話。
復活まで約8年…

前期が記憶喪失前、後期が記憶喪失後とも言うべきか…笑

最近の曲もいいが昔のアルバムが好きだ。
普通、エレキギターの場合1弦が0.9~0.10のもの、
jazzギターはより太く僕の場合0.11というものを張る。
0.12もギターによっては張る。(0.11では細い場合がほとんど)
彼は

0.15

ギターもくたばる。

更に昔は、

大理石のピックで弾いてた。

大理石って石やぞ…
石…
プラスチックじゃないんやぞ…


大理石。


信じられん…



0.15に石。



んで、



鬼に金棒、
 
味噌汁に漬物。



良い子のみんなは真似しないように。

昔、僕は大理石のピックを1つ買って(高価)家に置いてたら、
ばあさんが石と間違えて捨ててしまいました。



3月22日(水)23:15 | トラックバック(0) | コメント(2) | おすすめ盤。 | 管理

ビル・エバンス


この作品は当然かもしれないし、当たり前すぎるかもしれない。
でも、僕が初めて聞いたjazz。
リサイクル店で中古で買った数枚の中の1枚だった。
1枚500円のLP、気に入ったジャケットのデザインで購入。
裏には前所有者の英文のサインがあった。
かなりのお気に入りだった様子が伺える内容。

「waltz for debby」

1曲目の「my foolish heart」を聞いた瞬間、言葉が出ず。
LPの針の音とライブ録音の臨場感…
ピアノ+ベース+ドラム編成の音楽を初めて聴いた。
学校から帰ると聴いて、聴いて。
本を読みながら聴いて、ギター弾きながら聴いて。
寝る前に聴いて。
いつもスーツを着て髪を7:3に分けて見た目は固そうな人だけど。
僕にとっては永遠に薬のような音楽。
僕のベストアルバム。

初めて東京へ遊びに行ったとき、
深夜バスの中で一睡もせずに何回も聴いてたアルバム。
初めて行く場所はなんだか怖くてビクビクしてた。
最後の曲になって朝にカーテンを開けると高層ビルだらけ…笑
この曲と景色がぴったり重なって感動した。
「PORTRAIT IN JAZZ」から

「blue in green」






12月13日(火)01:08 | トラックバック(0) | コメント(4) | おすすめ盤。 | 管理


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