unity. |
|
| 音源を公開しようと思っているんだけど、 PC音痴な僕はどうすればいいのか分からない… 今度誰かに教えてもらおう。
ジョージ・ラッセルってピアニストの話。 「リィディアン・クロマチック・コンセプト」っていう概念がある。 作曲・即興の際の楽典なんだけど発想が面白い。 ドレミファソラシドを二つに分割…っていう話なんだけど、 面白いのは音のことより考え方だ。
物事には「unity(ユニティ)」っていう核がある。 中心という意味。
曲は楽譜上だと左から右へ流れる。 これを「ホリゾンタル(水平)」と考える。 逆に、和音のオタマジャクシは、団子三兄弟と考えて、 「ヴァーティカル(垂直)」と考える。
全ての物事には「unity」がある。 人生であれば「生と死」、本であれば「まえがきとあとがき」…笑 要は全て核に向かって進んでいる。 「始まり」と「終わり」だ。 音楽で例えるなら楽譜は右に進む、核に向かって。 和音の音符も縦に積み重なる、核に向かって。 よく考えれば曲も核に向かって進む。
更に考えれば核に向かって重力が働いているということにもなる。 だから、地球上に生活をしている人間同様に、 重力により地に足が着いていればすなわち「安定」ということ。 逆に宙に浮いていれば「不安定」ということだ。
「gravitation(重力)」という言葉が出てくる時点で音楽ではない…笑 万有引力の法則か…笑
しかしながら、地表に沿って演奏しているのであれば、 仮に地表を「曲の進行・伴奏」だとすれば聴きやすい演奏だ。 地表から足を離して宙に浮けば「不安定」な演奏ということだ。
この「安定」と「不安定」っていうのが音楽も本も恋愛も、 スリリングにする重要な要素なのだと思う。 ちょっとしたスパイスというか…
西洋音楽の基本の音階ドレミファソラシド… 世の中には「音階」の無い音楽もあるんだけど…
この西洋音階でも使う状況によって不完全となる場合もある。 (教会旋法では和音によっては弾いてはいけない音とかがある) しかし、このリィディアンなんとかの場合は完全となる。
僕の場合はいつも「不安定」なのだが…涙
http://homepage2.nifty.com/dangozaka/njthatten.htm
http://www.atn-inc.jp/3072.htm
作曲法にも使用されているこの楽典。 難しい内容より概念のほうが面白い。
| |
|
5月7日(日)00:17 | トラックバック(0) | コメント(2) | 日記。 | 管理
|
サスペンド
|
|
| マイルスデビスがサスペンドっていってますね 宙ぶらりんってことか,と思うんだけど メンバーに対してしょっちゅう言ってたようですね モードにしてもポリリズムにしても宙ぶらりんのスリル感を求めてたのかなあ? なんて想像してました
| |
|
by beatle | HP | 5月7日(日)22:04
|
サスペンスですな…笑
|
|
| ちょっと危ない感じがして好きですよ。 マイルスには参るっす…(ココ笑うとこです)
即興の思想は沢山あるみたいです。 ラーガに八卦… お国柄もあるんでしょうね。
不思議な和音も好きです。
| |
|
by yuya | 5月8日(月)12:10
|